七時

私、家が会社に近い*1ので、通常は朝七時半頃まで寝ているのですが、今朝はちょっとだけ早起き。
ただ、爽快な目覚めとはとても言えない状況。ちょっとだけ愚痴らせてくださいな。



枕元の携帯電話のバイブレーションで目が覚めた。時計は7:00ジャスト。メール受信かと思ったが、数秒間鳴り続けているところを見ると、電話の着信らしい。
こんな時刻に電話が掛かってくるということは……と寝ぼけた頭で考える。
最初に思いついたのは、製品のトラブル。しかし、鳴っているのは社用携帯ではなかった*2ので、これは違う模様。
ということは……家族に何かあったか?!
懸命に頭を回転させつつ、心を落ち着かせて電話に出た。

「おはようございます。朝早くからすみません。中山さんの携帯でしょうか。」
…意外にも切迫感のない声に拍子抜け。
引越のサカイ、見積担当の○○と申します。いまお時間よろしかったでしょうか。」
…訳が分からないが、仕事中でも電車の中でもないので、とりあえず先を促す。
「昨日はお見積依頼をいただき、ありがとうございました。いくつかご質問させていただきたい点が……」
…おーおーおー。そういうこと。
確かに、昨日の夜9時ころ、転居に掛かる費用の概算を知りたくて、ネット上の「複数業者にまとめて見積もり依頼」というようなサイトを通じてデータを送ってはいる。サカイからはすぐ「ご不明な点は担当者までご連絡を」というような文面を含む一次回答(おそらく自動回答)が来ていたが、まさか翌朝すぐに(しかも、こんな非常識な時間に)向こうから電話が掛かって来るとは思っても見なかった。転居予定日はまだ10日以上先なのに。
10分ほど掛けて本棚のサイズや新居の所在地を聞き出した後に先方が告げた見積額は、昨夜10時過ぎに直電*3してきた業者の約5割増。そのことを告げると今度は、約10分間、如何に中小業者がいい加減な作業をするものなのかをぐだぐだと話し始めた。朝っぱらから、勧誘電話特有の話し方で*4他社の悪口を並べ立てられるのに辟易し、結局、「他にも見積を依頼しているので、出揃ってから回答する」という決まり文句でお引き取りいただいたが、何なんですかね、このはた迷惑なやり方。
出来れば、こんな営業担当者がいる会社には転居作業を頼みたくない。

ちなみに、メール受信履歴を確認してみたら、今朝6:46に以下のようなメールが届いていたことが分かりました:

私どもからも、【7時以降】にお電話をさせていただければと思います。、
その際、【042-5xx-xxx1】の番号からご連絡を致します。
なお、お電話を頂く際には下記フリーダイヤルからご相談いただければと思います。
お電話のご都合が付かない方は、お手数かと思いますが、こちらのメールにご返信いただくか、
下記電話番号まで、ご都合の付くときにご相談をいただければと思います。
よろしくお願い致します。

(電話番号の一部を伏せた他は、括弧も含め原文ママ

なーんだ、ちゃんと事前に予告してくれていたんだね……って、こんなもん予告といえるもんかっ!!
俺の睡眠時間を返せっ!!!

*1:徒歩10分

*2:ソフトウェアの開発部門に勤めている関係上、客先に納入したソフトウェアの不具合でシステムが止まったりすると、僕の携帯に電話が入るケースがまれにあります

*3:それもまた非常識な話だ

*4:客が結論を出すまで、営業から話を切り上げようとはしてくれない